前鹿児島県警刑事部長が「静観」指示の記載

AI要約

鹿児島県警の情報漏えい事件で逮捕された前生活安全部長本田尚志容疑者が、記者に郵送した文書に、警察官の盗撮事件の捜査に関し前県警刑事部長が「静観」するよう指示したとの趣旨の記載があることが8日、関係者への取材で分かった。

事件では、情報漏えいや警察内部の指令の不正使用などが浮上し、県警に大きな衝撃が走っている。本田容疑者からの文書によって、内部の不正に対する問題が一層明らかになってきた。

県警は今後、内部の指令系統の再点検や情報管理の徹底を図ることが不可欠となるだろう。警察組織の信頼回復に向けて、迅速かつ透明な対応が求められている。

 鹿児島県警の情報漏えい事件で逮捕された前生活安全部長本田尚志容疑者が、記者に郵送した文書に、警察官の盗撮事件の捜査に関し前県警刑事部長が「静観」するよう指示したとの趣旨の記載があることが8日、関係者への取材で分かった。