大阪のクジラ処理「契約に疑義」 入札監視委、港湾局の対応非難

AI要約

大阪湾で死んだクジラの処理費が2倍以上に膨らんだ問題について、大阪市入札等監視委員会が調査結果を公表しました。

調査で、予定価格の積算根拠や契約金額に疑義が残ることが指摘され、大阪港湾局の対応が非難されました。

大阪市は独自の調査チームを立ち上げて契約の経緯を再検証する方針です。

 昨年1月に大阪湾で死んだクジラの処理費が当初見積もりの2倍以上に膨らんだ問題で、大阪市入札等監視委員会は7日、一連の経緯に関する調査結果を公表した。「予定価格の積算根拠や契約金額に疑義が残る」と指摘。委託業者との交渉を担当した大阪港湾局の対応を非難した。

 大阪市監査委員は今年4月、契約の経緯を巡って横山英幸市長に調査を勧告していた。市は監視委の調査結果を踏まえ、外部弁護士らによる独自の調査チームで検証する方針。