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「企業は何をしているのか」池上彰さんが“なりすまし詐欺広告”に覚える怒り〈一体なぜなくならないのか?〉
フェイスブックやインスタグラムなどのSNSを中心に、有名人になりすまして投資詐欺を行う「なりすまし広告」が横行している理由について考察します。
企業はAIを活用して詐欺広告を削除しようとしていますが、なりすまし広告の犯人たちはそれを潜り抜ける手法を開発しており、問題の解決には至っていません。
この問題の解決には、日本語を理解し、詐欺広告を個別に削除する専門家の採用が重要であり、企業の意図や熱意が問われています。
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フェイスブックやインスタグラムといったSNSを中心に、有名人になりすまして投資などをすすめる“なりすまし広告”をよく見かけます。ニュースなどで注意喚起がされるようになった今では詐欺だと分かりますが、一体なぜなくならないのでしょうか?(40代・女性・自営業)
私のなりすましも各所に登場して詐欺を続けていることに心を痛めています。広告掲載を許している企業は何をしているのかと怒りを覚えます。
企業は人手を省こうと、詐欺広告を主にAIで探知して削除しようとしているようです。しかし詐欺犯は、企業によるAI監視パトロールを潜り抜ける手法を開発しているようです。これでは解決できません。
この対策は、日本語ができる要員を採用し、削除要請がある詐欺広告をひとつずつ潰していけばいいのです。その手間を惜しんでAI任せだから、こういうことになるのです。要は詐欺広告を一掃しようという意図や熱意があるのかという問題です。
詐欺広告を放置して広告料だけ受け取っていたら、それは詐欺の共犯になってしまうという自覚を持ってほしいものです。