大阪府の万博意向調査「○と△だけは問題だ」 東大阪市長が指摘

AI要約
2025年大阪・関西万博への子ども無料招待に関する大阪府の学校の意向調査について、東大阪市の市長が選択肢の不備と調査方法の問題を指摘。府と市の連携に課題あり。
大阪府の万博意向調査「○と△だけは問題だ」 東大阪市長が指摘

 2025年大阪・関西万博への子どもの無料招待に関する大阪府の学校の意向調査について、東大阪市の野田義和市長は6日の記者会見で、調査の選択肢について批判した。

 選択肢については、交野市の山本景市長が、「希望」か「未定・検討中」の二つしか学校側が選べず、「希望しない」という選択肢がないことを問題視した。

 野田市長は「こういう調査では、○×△が必要なのに、○と△だけなのは問題だ」と指摘した。

 また、「府から市の教育委員会を通じて学校に回答をお願いしているが、回答は直接、府に送らせている。回答は市がとりまとめてするべきで、ルール違反だ」とも語った。そのうえで「だから、東大阪市内の学校がどういう回答をしたのか、私は結果を把握していない」と述べた。(編集委員・中島隆)