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梅雨の夜は気を付けて…愛知県警「フロントガラス対策を」 歩行者水滴で見えにくく
愛知県警が雨の夜間運転に注意を呼びかけ、はっ水剤の塗布など対策を紹介
歩行者の見え方が水滴などで影響を受けることを示し、蒸発現象についても説明
横断歩道では一時停止や減速をして歩行者の確認を徹底し、歩行者側にも安全対策を促す
梅雨入りを前に、愛知県警は、歩行者が見えにくくなる雨の夜間運転に注意を呼びかけている。県警交通部は、乗用車のフロントガラスを掃除した上で、水滴をはじき飛ばす「はっ水剤」を塗るなどの対策を紹介している。
3日夜には、同部が路面や乗用車のフロントガラスをぬらして雨天の夜間を再現し、乗用車からの歩行者の見え方などを報道陣に公開した。前方の歩行者は、フロントガラスに付着した水滴などで見えにくくなることが示された。ライトを点灯している自車と対向車の間を横断する歩行者が見えなくなる「蒸発現象」の説明もあった。
同部交通総務課の松井挙街頭活動指導官は「横断歩道付近では一時停止したり、減速したりして、歩行者がいないか確認してほしい」と話している。また、歩行者側も夜間は黒色の服が闇に紛れてしまうため、白っぽい服や反射材の付いたたすきなどの着用を推奨している。