梅雨前が最後のチャンス! 浴室をカビから守るためにやっておきたい「簡単3ステップ」

AI要約

リビングの湿気対策を怠ると家族の健康に悪影響が及ぶ可能性があるため、梅雨入り前には対策を施すことが重要です。

梅雨時期には特に水回りでのカビ対策が必要であり、お風呂場のカビ対策には意識が必要です。

入浴後には浴槽のふたを閉める、お風呂場の水気を拭き取るなどの対策を毎日続けることがカビの発生予防につながります。

梅雨前が最後のチャンス! 浴室をカビから守るためにやっておきたい「簡単3ステップ」

こんにちは。お片づけ習慣化コンサルタントの西崎彩智です。前回は、「リビングの湿気対策」についてお伝えしました。家族団欒のスペースとして利用されている方も多いリビングの湿気が高くなってしまうと、家族みんなの心や身体に悪影響を及ぼしてしまいます。

今のうちからリビングの湿気対策をしておくことで、家族みんなが気分よく過ごせますし、家庭内も明るくなって笑顔が増えていきます。やはり、普段生活している環境を過ごしやすく整えるということはとっても大切なことです。梅雨入りを迎える前に、まずはリビングの湿気対策から取り組んでみてくださいね。

今回は、前回に続き”今すぐできる梅雨対策”の第二弾として、ご家庭の水回りについてお話していきますね。梅雨の時期の水回りって『カビ』が発生しやすくて本当に大変ですよね。特に、『お風呂場』はカビが生えやすく、世の中のママたちが頭を抱えています。

カビは湿度と温度が高いところでよく繁殖するので、お湯をたっぷり使うお風呂場はまさにカビが好む環境そのものなんです。そのため、入浴後の湿度や温度が高い状態で放置しておくと、カビがたくさん発生して不衛生な状態になってしまいます。また、カビによって、アレルギー症状を引き起こす方もいるため、健康上も良くありません。そんなカビを発生させないためにも、私がこの梅雨の時期に浴槽のカビ対策として意識していることが3つあります。

みなさんは、入浴した後にふたを開けっぱなしにしたままお風呂場から出てしまった経験はありませんか? ふたを閉めないで、そのままにしていると浴槽にはられたお湯から湯気が立ち上がり、お風呂場全体の湿度、温度ともに高くなってしまいます。

それによって、カビが自然発生してしまい、みるみるうちにお風呂場が汚れてしまうので、余計な湿気を浴室に広げないためにも、ふたはその都度ちゃんと閉めておきましょうね。

この対策は、世の中の多くのママさんが意外とやってなかったり、忘れがちになってしまうことがよくあります。私は、梅雨の時期に限らず毎日、入浴後はお風呂場の水を拭き取るようにしています。水気をそのままにしてしまうと、湿気が高くなってしまいカビも生えやすくなります。毎日、忙しいママさんにとって、いちいち水気を拭き取ることが「面倒臭いな」と思われるかもしれません。しかし、毎日の積み重ねがカビの発生を防ぐことに繋がっていきます。

私は特に、水垢が出やすい蛇口、鏡、扉などを念入りに拭くようにしています。また、タオルで拭いた時に、タオル自体がびしょ濡れになってしまうことがよくあります。それが嫌という方もいるかもしれませんので、その時は水滴を拭き取る用の『超吸収スポンジ』という商品をAmazonなどで購入して使ってみるのもおすすめですよ。

ご家族の方にも、お風呂から出る時は水気を拭き取ってから出るように伝えることも大切ですね。その際に、お風呂場に物が散らかっていたりすると、家族もなかなか水を拭き取りづらいことも考えられます。私が主催している『家庭力アッププロジェクト』の受講生の方は、お風呂場の椅子や掃除グッズを全て吊るしたことで、家族が床と鏡と浴槽などのスクイージーを使ってくれるようになったり、体を拭いたタオルで鏡や蛇口周りを拭きあげるようになったそうです。家族も楽に水を拭き取れるようになるので、お風呂場の物を吊るすのもおすすめです。

もし、どうしてもお風呂場を出る際に、水を念入りに拭き取ることが苦に感じてしまうのであれば、お風呂に入った後、お風呂場の水滴をサッと軽く拭き取るだけでも効果的です。入浴後の水気を極力少なくしていけば、それだけでだいぶ湿気を抑えることができます。それによってカビの発生も防ぐこともできるので意識してみてくださいね。