自民党長崎県連会長「我が党に厳しい視線が向けられている」…定期大会を「信頼回復のスタートに」

AI要約

自民党長崎県連の定期大会が開かれ、古賀友一郎会長の再任が決定された。

茂木幹事長が出席し、「緊張感を持って改革を進めたい」と述べた。

古賀氏と茂木氏は「政治とカネ」の問題について言及し、信頼回復と改革に意欲を示した。

 自民党長崎県連は2日、長崎市内で定期大会を開き、会長の古賀友一郎参院議員(56)ら役員の再任を決めた。党本部からは茂木幹事長が出席し、派閥の政治資金規正法違反事件を踏まえて「緊張感を持って改革を進めたい」と述べた。

 古賀氏は冒頭のあいさつで「我が党に厳しい視線が向けられている」と切り出し、「政治とカネ」の問題を陳謝した。不戦敗となった衆院長崎3区補欠選挙については、事件の影響などを勘案して候補者の擁立を見送ったと説明。「今日の大会を信頼回復のスタートにしたい」と話した。

 茂木氏も「真摯に受け止め、深く反省する」とし、同法の改正に意欲を示した。その上で、日本が抱える少子高齢化や物価高などの課題に触れ、「政治本来の役割にも力を注がないといけない。一人一人の豊かさを向上させ、実感できる経済成長を実現する」と語った。