自民・茂木幹事長、ライドシェア全面解禁を提唱「時代遅れの制度壊さなければ」…政府は結論先送り

AI要約

自民党の茂木幹事長はライドシェア全面解禁を主張

海外で広く利用されているライドシェアを日本でも活用すべきと訴え

政府内での意見が割れる中、新しい未来に向けた大胆な政策が必要との考えを示す

 自民党の茂木幹事長は2日、長崎市内で開かれた党会合で講演し、個人が自家用車を使って有償で人を運ぶ「ライドシェア」について、「全面解禁の方針を打ち出すべきだ」と語った。

 茂木氏は「海外でも広く利用されている。日本で運用できないと考えること自体がおかしい」と指摘した。その上で「時代遅れの制度を壊さなければ新しい未来は来ない。日本の将来に向けた政策を大胆に進めていきたい」と語った。

 ライドシェアを巡り、政府は5月30日、全面解禁の結論を先送りした。IT事業者の参入に慎重な意見もあり、政府・与党内で意見が割れている。