前沢友作氏、月周回旅行の中止発表…宇宙船「スターシップ」の開発難航で「見通し不明瞭」と投稿

AI要約

実業家の前沢友作氏が米スペースXの月周回旅行計画を中止することを発表しました。計画は2023年内の打ち上げを想定しており、同乗者を募集していましたが、実現の見通しが不明瞭であるため中止に至りました。

計画では、スペースXが開発中の大型宇宙船「スターシップ」に搭乗する予定でしたが、開発が難航している状況です。前沢氏は選出したクルーを待たせ続けることになるため、計画中止を選択しました。

前沢氏は22年に搭乗員(クルー)としてアーティストらを選出すると発表していましたが、自身の人生計画が立てられないとして計画中止を発表しました。

 実業家の前沢友作氏は1日、米スペースXの宇宙船で計画していた月周回旅行を中止すると発表した。前沢氏は2023年内の打ち上げを想定して同乗者を募っていたが、計画を紹介するサイトで、「近い将来における実現の見通しが不明瞭で、やむを得ず中止する」とした。

 計画では、同社が開発中の大型宇宙船「スターシップ」に搭乗予定だった。ただ、無人飛行試験に失敗するなど、開発は難航している。前沢氏は22年、搭乗員(クルー)として米国や韓国などのアーティストらを選出したと発表しているが、同日、自身のX(旧ツイッター)に「僕自身の人生計画が立てられないし、誘ったクルーをこれ以上お待たせし続けるのも申し訳ない」と投稿した。