アクティビストのペルツ氏、ディズニーの持ち分全て売却-CNBC

AI要約

アクティビストのネルソン・ペルツ氏が米ウォルト・ディズニーの持ち分を全て売却したと報道された。

ペルツ氏は最高経営責任者を務めるトライアン・ファンド・マネジメントが提案した取締役交代案が否決された後、ディズニーの株式を手放した。

ペルツ氏の持ち分のうち、多くはアイザック・パルムッター氏が保有しており、トライアンはコメントを控えている。

(ブルームバーグ): アクティビスト(物言う投資家)として知られるネルソン・ペルツ氏は、米ウォルト・ディズニーの持ち分全てを売却したとCNBCが伝えた。事情に詳しい関係者1人から情報を引用した。

ウォルト・ディズニーが4月に開いた年次株主総会では、同社が提案した取締役候補全員が承認され、ペルツ氏が最高経営責任者(CEO)を務めるトライアン・ファンド・マネジメントが要求した取締役交代案は否決された。

35億ドル(約5500億円)余りに相当するディズニーの株式がトライアンの手中にあったが、その多くはマーベル・エンターテインメントの会長を務めたアイザック・パルムッター氏が保有していた。

トライアンにコメントを求めたが、これまでのところ返答はない。

原題:Peltz Sells His Disney Stake After Losing Proxy Fight, CNBC Says(抜粋)

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