再生材混入、鹿島道路でも 阪神高速など舗装工事で

AI要約

鹿島道路が阪神高速道路などの工事で設計と異なるアスファルト合材を使用していたことが発表された。

NIPPOも契約と異なる再生材料を含んだアスファルト合材の使用が確認され、影響が広がっている。

対象の工事は国土交通省や高速道路などからの発注を受けたもので、いずれも再生材料が使われていた。

 道路の舗装工事を手掛ける鹿島道路(東京)は29日、阪神高速道路などの工事で設計とは異なるアスファルト合材を使用していたと発表した。

 高速道路などの舗装工事を巡っては、道路舗装大手のNIPPOでも契約と異なる再生材料を含んだアスファルト合材の使用が確認されており、影響が広がった格好だ。

 対象の工事は、国土交通省、西日本高速道路、阪神高速道路から発注を受けた国道や高速道路など九つの工事。いずれも契約と異なり、再生材料が使われていた。鹿島道路は発注者に既に報告。「再発防止対策に万全を期す」とコメントしている。