キリンの「スプリングバレーブルワリー東京」、30日改装オープン…コース料理も提供

AI要約

キリンビールはクラフトビールを提供する「スプリングバレーブルワリー東京」を公開し、30日に改装オープンする。

店舗は初心者向けとビールファン向けにフロアを分け、常時12~15種類のビールとコース料理を提供。

家庭向け「スプリングバレー」シリーズの発売など、キリンはクラフトビールに力を入れている。

 キリンビールは27日、クラフトビールを醸造、提供する東京・代官山の「スプリングバレーブルワリー東京」を報道陣に公開した。30日に改装オープンする。限定ビールを含め常時12~15種類をそろえ、ビールに合わせて提供されるコース料理も楽しめる。

 新たな店舗は、1階を初心者向け、2階をビールファン向けとし、フロアごとに提供する内容を分けている。

 1階は壁にビールサーバーが並び、ビールの色の違いを視覚的に楽しめる。客単価は3500円前後を想定している。

 ファン層を意識した2階は、一人税込み7000~1万円の料理とビールが付いたコースが中心で、10種類のクラフトビールがコース料理に合わせて提供される「ペアリングカウンターコース」(税込み1万5000円)も設けた。

 キリンは家庭向けに「スプリングバレー」シリーズを発売するなど、クラフトビールに注力している。市場は拡大しているが、クラフトビールを試したことがない層への拡大が課題となっている。