モリ工業6―8%値上げ 全製品7月出荷分から

AI要約

モリ工業は7月1日から全製品の値上げを発表。主力のステンレス製品などが6−8%値上がりすることが発表された。

値上げ対象はSUS304、SUS316、316L、SUS430などの主要な鋼種で、素材価格の高騰や諸コストの増加による対応が理由とされている。

上昇する輸送費などのコストにより、価格調整が行われることが決定された。

溶接鋼管大手のモリ工業は、7月1日出荷分から主力のステンレス製品など全製品を店売り・ひも付きとも6―8%値上げする。ステンレスの代表的な鋼種のSUS304のほか、より耐食性の高いSUS316・316L、クロム系の主要な鋼種となるSUS430など全鋼種が対象。素材価格の高騰や仕入れ製品の値上がりに加えて、輸送費などの上昇による諸コストの増加に対応する。