東武鉄道「4番目に利用者が多い駅」に駅ビル計画が浮上!今後は大化け? 現在はエレベーターもなし

AI要約

東武鉄道は、2024年5月15日、朝霞台駅に駅ビルを整備する計画を明らかにした。駅ビル整備は2027年度までの中期経営計画の一環であり、乗降人員が多い朝霞台駅にとっては待望の取り組みとなる。

朝霞台駅は乗換駅でありながらエレベーターや商業施設が不足しており、利用者の利便性向上が求められていた。エレベーター設置工事と共に駅ビル整備も進められる予定。

東武鉄道は集客拠点駅の整備を推進し、朝霞台駅を含む複数の駅で開発を行う方針を打ち出している。

東武鉄道「4番目に利用者が多い駅」に駅ビル計画が浮上!今後は大化け? 現在はエレベーターもなし

 東武鉄道は2024年5月15日(水)、東上線の朝霞台駅に駅ビルを整備する計画があることを明らかにしました。同社は、2027年度までのグループ中期経営計画に「鉄道ネットワークを基盤とした沿線中核拠点の地域ターミナル化」を盛り込んでおり、その一環として朝霞台駅に駅ビルを整備するとしています。

 朝霞台駅の乗降人員は14万3856人(2022年度)。東武鉄道の駅では北千住、池袋、和光市に次いで4位であり、JR武蔵野線の北朝霞駅との乗換駅でもあります。ただ、利用者数が多いにもかかわらず、長らくエレベーターがない状態が続くほか、「エキア」や「ヴァリエ」といった東武鉄道の駅商業施設もありません。

 喫緊の課題であるエレベーターの設置については、2025年度の完成を目指し、工事が進められる予定。これに加えて駅ビルが整備されれば、将来的にさらなる変化を遂げることになります。現時点では、駅ビルの施設計画は明らかになっていませんが、今後具体的な検討が進むとみられます。

 東武鉄道は、沿線の中間にある乗換駅などを「集客拠点駅」に位置づけ、開発を推進する方針を打ち出しています。集客拠点駅では、駅ビルや駅ナカの新規開発やリニューアルなどを行う方針。朝霞台駅のほか、春日部駅などでも開発に注力するとしています。