「ユニクロ」×「アニヤ・ハインドマーチ」のコラボアイテムをめぐる商標権侵害訴訟 NYのライフスタイルブランドが提訴

AI要約

ライフスタイルブランド「グーグリー アイ クルー(GOOGLY EYE CRU)」(以下、GEC)は、目玉モチーフを巡る訴訟を起こした。

「GEC」は、ユニクロとアニヤ・ハインドマーチのコラボアイテムによる権利侵害を主張し、損害賠償と差し止めを求めた。

アメリカの連邦裁判所に提訴されたこの訴訟には、ファーストリテイリングやユニクロ、アニヤ・ハインドマーチなどが関係している。

「ユニクロ」×「アニヤ・ハインドマーチ」のコラボアイテムをめぐる商標権侵害訴訟 NYのライフスタイルブランドが提訴

ライフスタイルブランド「グーグリー アイ クルー(GOOGLY EYE CRU)」(以下、GEC)は、「ユニクロ(UNIQLO)と「アニヤ・ハインドマーチ(ANYA HINDMARCH)」(以下、アニヤ)のコラボアイテムで使用した目玉モチーフが「GEC」の権利を侵害したとして、ファーストリテイリングとユニクロの米国部門、「アニヤ」の親会社を相手取り、損害賠償と「目玉モチーフを使用したスキンケア製品またはサービスの広告、マーケティング、宣伝、供給、配布、販売の申し出または販売」の差し止めなどを求めてニューヨークの連邦裁判所に提訴した。

「GEC」が提出した訴状によると、「GEC」は2003年から目玉モチーフを使って商品を販売しており、「目玉のマークは、Tシャツや帽子、その他アクセサリーなど当ブランドの高品質なライフスタイルおよびアパレル製品の代名詞であり、消費者および業界は、目玉モチーフの商標を付したアイテムの供給元は『GEC』だと瞬時に認識する」と主張する。また、「ユニクロ」と「アニヤ」のコラボアイテムがニューヨークで流通、展示、販売され、ニューヨークの消費者を直接ターゲットにしていると主張する。「ユニクロ」と「アニヤ」からのコメントは得られていない。

「アニヤ」の創業者であるアニヤ・ハイドマーチはロンドンを拠点とするデザイナーで、1987年に自身の名を冠したブランドを設立した。

「GEC」の代理人によると、損害賠償額はこれから決定されるという。