宝島社の女性ファッション誌「ステディ.」が8月発売の9月号で休刊 18年の歴史に幕

AI要約

宝島社は、女性ファッション誌「ステディ.」を休刊し、「ミニ」の発行形態を変更することを発表した。

「ステディ.」は30歳前後のOLをターゲットとして2006年に創刊され、人気企画を展開してきた。

宝島社はストリートファッションを中心にしたメディアを展開し、ビジュアル制作力を活かした動画コンテンツの開発に注力していく予定だ。

宝島社の女性ファッション誌「ステディ.」が8月発売の9月号で休刊 18年の歴史に幕

宝島社は、女性ファッション誌「ステディ.(Steady.)」を8月7日発売の9月号をもって休刊することを発表した。また同社は、「ミニ(mini)」の刊行形態を8月9日発売の9月号から偶数月発行の隔月刊に変更する。

「ステディ」は、“おしゃれ。働く。恋をする。”をキャッチコピーに30歳前後のOLをターゲットとして2006年11月に創刊。“OL大賞”や“走れるパンプス”などの人気企画を生み出した。

「ミニ」はストリートファッション誌として2000年に創刊。21年4月からはキャッチコピーを“ジェンダーフリー宣言♥”に改め、性別を超えて楽しめるストリートカルチャーのトレンドを発信している。今後はビジュアル制作力を活かした動画コンテンツの開発にも注力していく予定だ。

同社は、日本初のストリートファッション雑誌として1989年に雑誌「キューティ(CUTiE)」を創刊。ストリートファッションブームの火付け役となり、ファッション、カルチャーにおいて新しい市場を開拓した。以後、そのマインドを受け継ぐ20代、30代に向けた「スプリング(SPRiNG)」、「インレッド(InRed)」や、大人カワイイブームを生み出した「スウィート(sweet)」、“暮らし系”という市場を創出した「リンネル」などを創刊し、時代の変化に沿った新しい女性像や価値観を提案している。