【ふつうの人の出費一覧表付き】年金生活を前に「老前整理」を進める64歳おひとりさま女性「服の購入も控えようと思いますが、みんないくらくらいにおさえているのでしょうか?」

AI要約

総務省の家計消費単身モニター調査によると、60~64歳の単身女性の被服及び履物費の平均支出額は月1万937円で、その他の消費支出内訳も紹介されている。

単身女性の消費支出平均額は15万1743円であり、年齢層によって異なる傾向が見られる。

特に60~64歳の単身女性は「その他の消費支出」や「家具・家事用品」に支出が多い傾向にあり、注意が必要とされている。

【ふつうの人の出費一覧表付き】年金生活を前に「老前整理」を進める64歳おひとりさま女性「服の購入も控えようと思いますが、みんないくらくらいにおさえているのでしょうか?」

本シリーズでは総務省の家計消費単身モニター調査をもとに、単身世帯の毎月の平均支出額を紹介しています。

今回は2024年5月10日に発表された2024年3月のデータをもとに、60~64歳の単身女性(勤労者以外の世帯)の方の被服及び履物費の平均データを紹介します。

60~64歳の単身女性(勤労者以外の世帯)の各収支項目の平均支出額や全世帯のおひとりさまの消費支出平均額をまとめた一覧表もありますのであわせてご確認ください。

※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。

最新の家計消費単身モニター調査(2024年5月10日発表)によると、60~64歳の単身女性の被服及び履物費の平均額は月1万937円となっています(2024年3月時点)。

本支出額について性別で比較すると、女性の方は男性(3978円)よりも多い傾向にあります。

60~64歳の単身女性(勤労者以外の世帯)の方の、その他の主な出費についても見ていきましょう(月額)。

 ・食料:4万6213円

 ・住居:1万9943円

 ・光熱・水道:1万6204円

 ・家具・家事用品:2万4841円

 ・被服及び履物:1万937円

 ・保健医療:7277円

 ・交通・通信:3万2919円

 ・教育:0円

 ・教養娯楽:2万5582円

 ・その他の消費支出:4万5426円

60~64歳の単身女性(勤労者以外の世帯)の、月の消費支出の平均は月22万9341円です。

また、その他の年齢を含めた単身女性(勤労者以外の世帯)の方の消費支出内訳は以下の通りです。

 ・食料:3万2521円

 ・住居:3万8189円

 ・光熱・水道:1万2145円

 ・家具・家事用品:6371円

 ・被服及び履物:4751円

 ・保健医療:9113円

 ・交通・通信:1万5881円

 ・教育:0円

 ・教養娯楽:1万4266円

 ・その他の消費支出:1万8508円

その他の年齢を含めた単身女性(勤労者以外の世帯)の方の、月の消費支出の平均は15万1743円です。

60~64歳の単身女性(勤労者以外の世帯)の方は、その他の年齢を含めた単身女性(勤労者以外の世帯)の方の平均額よりも多い結果となっています。

また、被服及び履物費が消費支出に占める割合は4.77%です。

詳細を見ると、60~64歳の単身女性の方は平均と比較して「その他の消費支出」や「家具・家事用品」に多くお金をかけています。

逆に「住居」や「保健医療」の出費は平均と比較して少額に抑えられていると言えるでしょう。

60~64歳の単身女性の方は、「その他の消費支出」や「家具・家事用品」の出費に注意しましょう。

次のページでは、全世帯(単身)の消費支出やその内訳の平均額をチェックできる一覧表を掲載しています。

比較用にぜひ確認してみてください。