まずは挑戦してみるポジティブさで 店頭もデジタルもマルチに活躍 「クレ・ド・ポー ボーテ」三瓶祐里奈さん

AI要約

伊勢丹新宿本店のクレ・ド・ポー ボーテ店舗で活躍するPBS三瓶祐里奈さんのストーリー。

デジタルPBSとしての活動やリアル店舗でのフェイシャルトリートメントのライセンス取得について。

ブランドへの思いや活動内容を通じて感じるやりがいについて。

まずは挑戦してみるポジティブさで 店頭もデジタルもマルチに活躍 「クレ・ド・ポー ボーテ」三瓶祐里奈さん

クレ・ド・ポー ボーテ(CLE DE PEAU BEAUTE)にとって伊勢丹新宿本店は、本館2階の化粧品売場と伊勢丹会館にサロンを有する、ブランドの顔となる店舗の一つだ。そんな同店でリーダーを務めるのがパーソナル ビューティ スペシャリスト(以下、PBS)の三瓶祐里奈さんだ。学生時代はスポーツやマッサージ、美容が好きで、就職活動をする中で美容に関わる仕事がしたいという思いが固まったという。「資生堂といえば、ビューティの中でも日本を代表する企業の1社。華やかでいつも賑わっているイメージがありました」と入社当時を振り返る。(この記事は「WWDJAPAN」2024年9月23日号から抜粋・加筆しています)

京王百貨店吉祥寺店に勤務後、コロナ禍真っ只中だった2021年に伊勢丹新宿本店に移動した。店頭がクローズする中でデジタルに注力しようというブランドの方針の下、デジタルPBSに選ばれ、デジタル上での接客術を模索。「ウェブカウンセリングをして商品を紹介したり、YouTube上で配信をするなど、これまでとは全く異なる活動でした。配信は何百人ものお客さまに見ていただき、たくさんのレビューもいただきました。回数を重ねるにつれてポジティブなお声が増えていきましたね」とデジタルPBSの仕事を語る。加えて三越伊勢丹化粧品オンラインストア「ミーコ(meeco)」でのスタッフレビューもデジタルPBSとしての軸となる活動だ。ペルソナを立てて発信内容を精査し、写真の取り方や見出し、テキストを吟味。三瓶さんの発信はコンバージョンがよく、支持されているという。

リアル店舗では、PBSの中でも有する人はごく少数というフェイシャルトリートメントのライセンスを取得。ブランドならではの施術を提供する機会も多い。「サロンでは約1時間半をかけてお客さまと1対1で接することができるため、店頭とは異なる関わり方ができるので、ライセンスを取得してよかったです。カウンターでの接客では肌への触れ方が心地よいとお褒めいただくことがあり、相乗効果も感じています」と語る。