富士ソフトへのTOB、2段階に ベインに対抗 KKR
米投資ファンドのKKRが富士ソフトへのTOBを2段階方式に変更することを発表。
1回目が目標に到達しなくても応募株式を買い取り、2回目を実施。買い付け価格は1株8800円で据え置き。
ベインキャピタルが上回る買収額を提案する意向で、株主に売却機会を提供する狙い。
米投資ファンドのコールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)は19日、システム開発の富士ソフトへのTOB(株式公開買い付け)を2段階方式に変更すると発表した。
1回目で目標に到達しなくても応募株式をすべて買い取った上、2回目を実施する。1株8800円の買い付け価格は据え置く。米ファンドのベインキャピタルがKKRを上回る買収額を提案する意向で、応募を決めかねている株主に売却機会を提供する狙いだ。