【速報】山陽新幹線「自動運転」2030年代に開始目指す 運転士の操作は「ドアの開閉・発進のみ」に
AI要約
JR西日本は2030年代に山陽新幹線で自動運転を開始する予定です。運転士はレベル2での運転になり、安全性の向上と省エネ効果が期待されます。
自動化にはJR東海の技術提供が受けられ、最新型車両に導入される予定です。
JR西日本は2030年代に山陽新幹線で自動運転の開始を目指すと明らかにしました。
鉄道の自動運転の水準は、完全に手動で運転する「レベル0」から、運転士を含めた係員の乗務が不要な「レベル4」まで、国交省は6つの段階を設けています。
JR西日本によると、山陽新幹線は2030年代に運転士がドアの開閉や列車の発進のみを操作する「レベル2」での運転を目指すということです。
発進後の速度調整などが自動化されることで、運転士の業務量が減り、ホームの安全確認に注力できるなど安全性の向上が期待されています。
また、電力の消費が少ない安定した運転が可能となり、省エネ効果も見込まれるということです。
山陽新幹線の自動化にあたってはJR東海の技術提供を受けていて、最新型車両の「N700S」に導入される予定です。
