インテル株急騰、AWSとの提携強化で

AI要約

米アマゾン・ドット・コムのクラウド部門AWSが半導体設計分野でインテルとの提携を強化し、人工知能(AI)用チップの生産を委託。その結果、インテルの株価は7%上昇。

インテルは半導体大手エヌビディアや台湾積体電路製造に続き、AIブームでの地位を取り戻すために受託生産に注力。パット・ゲルシンガーCEOの再建戦略の一環。

アマゾンウェブサービス(AWS)は、インテルの受託生産契約の中で最初の大口顧客。

インテル株急騰、AWSとの提携強化で

(見出しを修正して再送します)

[17日 ロイター] - インテルの株価は17日の取引開始前に7%上昇した。米アマゾン・ドット・コムのクラウド部門AWSが16日、半導体設計分野への投資でインテルとの提携を強化し、人工知能(AI)用チップの生産をインテルに委託することに合意したと発表したことが背景。

半導体大手エヌビディアや台湾積体電路製造(TSMC)が主導するAIブームへの乗り遅れから、インテル株は年初から約60%下落。パット・ゲルシンガー最高経営責任者(CEO)は再建戦略の大きな柱とする受託生産(ファウンドリー)の契約獲得により製造分野での優位性を再び取り戻そうとしている。

アマゾンウェブサービス(AWS)は、インテルが正式契約を発表した最初の大口顧客の一つ。

インテルの株価は午前の取引でも4%超上昇している。