〔東京株式〕軟調=頭重さ見て売り(17日前場中盤)

AI要約

日経平均株価は軟調で400円超の下げを記録し、寄り後に売りが出た。外国為替市場もドルの対円相場が戻り一服しており、海外売上比率の高い銘柄に買いが入りにくい状況だ。金融株は低下率が大きくなっている。

寄り付きでは前日比20円17銭高で3万6601円93銭で始まり、売り買いともに決め手を欠いている。

 (10時12分)日経平均株価は下げ幅が400円を超えるなど軟調。「特に材料はないが、寄り後に頭の重さが見られたことで、売りが出ている」(国内証券)とされ、3万6000円台前半に押されている。外国為替市場のドルの対円相場も東京時間に入って戻り一服となっており、海外売上比率の高い銘柄には買いが入りにくい状況だ。日米で債券利回りが低下傾向をたどる中、保険など金融株の下落率が相対的に大きくなっている。

 (寄り付き)日経平均株価は前営業日比20円17銭高の3万6601円93銭と小幅高で始まった。売り買いともに決め手を欠き、前週末終値付近でもみ合いとなっている。