見たいけど「見えないのが恐怖……」 軽トラに「のぞき窓」を追加します トランポもリフレッシュしよう!! Vol.12

AI要約

軽トラサンバーの幌車についての特徴や利便性について述べられています。

幌車の3方開きやバイクを積んだ際の利用方法、赤帽仕様との違いについて言及されています。

著者が幌車の使い勝手や幌の高さ、移植についての理由などを述べています。

見たいけど「見えないのが恐怖……」 軽トラに「のぞき窓」を追加します トランポもリフレッシュしよう!! Vol.12

 軽トラサンバーを導入した時、初代サンバーの水没号(過去の記事を遡って是非ご覧ください)に装備されていたのが、この荷台に取り付けている幌(ほろ)でした。メーカー用品部門の指定品らしく「3方開き」のアオリを、そのまま利用できる優れ物です。

 前側左右のファスナーを開放し、リヤの幌カバーをフリーにすることで、3方開き軽トラのアオリを降ろして、荷台の荷物へ直接アクセスできるのが、この幌車のアドバンテージだと思います。

 現実的にバイクを積んで、左右のアオリを降ろすことで、軽トラ荷台の床の高さが、出先メンテの作業台に変身します。とにかく使い勝手が良く、バイクを積んでいった先で部品交換するような時にも、バイクをいちいち降ろして地面で作業しなくても済んでしまう有り難さです。

 赤帽標準の幌車は、左右のあおりが使えません(特別仕様があるのか無いのかは知りません)。赤帽幌車は、左右のアオリの上にフレームマウントをボルトオン固定します。そこにフレーム枠となるパイプを差し込んで、そのパイプに幌を縛り付ける仕様となっています。だから幌を外さない限り、左右のアオリは開きません。

 三方開きを維持できる幌車の場合は、荷台の床から別途フレームを立てないと幌を縛り付けられませんので、固定柱が邪魔になることもあります。それでも使い勝手は良好です。

 赤帽仕様は荷物の積載性を優先し、積みやすくしているのだと思います。ぼく個人的な使い勝手としては、間違いなく三方開きを維持できるのが良いです。それに幌が高くなってしまうと(現状の幌高に対して赤帽幌高は200mmほど高い)、天井が低い現状ガレージへ入らないという欠点もありました。そんな理由もありまして、低い幌+フレームを先代軽トラサンバーから移植することにしました。

 今となっては、リヤ幌左右のファスナーが壊れてしまってますが、それでも使い勝手の良さは特筆ものです。初代から二代目へ、さらに3代目の元赤帽の通称「青帽サンバー」へも移植して、大変便利に使っています。