トヨタ 2026年のEV世界生産100万台程度に EV市場の成長が世界的に“鈍化”

AI要約

トヨタ自動車は2026年のEVの世界生産台数を100万台程度に抑える方針を示しました。

EV市場が鈍化する中、プラグインハイブリッド車の需要が高まっており、トヨタはEVとプラグインハイブリッド車の両方で150万台の販売目標を達成する予定です。

世界的な成長の鈍化により、自動車メーカーのEV戦略を見直す動きが広がっていることも報じられています。

トヨタ 2026年のEV世界生産100万台程度に EV市場の成長が世界的に“鈍化”

EV=電気自動車の需要が世界的に鈍化するなか、トヨタ自動車の2026年のEVの世界生産台数が100万台程度となることがわかりました。

トヨタ自動車は去年、EVの世界販売台数を2026年に150万台まで高める計画を発表していますが、関係者によりますと、2026年のEVの世界生産台数は100万台程度になるということです。

EVをめぐっては、価格の高さや充電インフラの不足などから世界的に成長が鈍化していて、スウェーデンの自動車大手「ボルボ・カー」が2030年までに全ての新車をEVとする目標を撤回するなど、戦略の見直しが相次いでいました。

一方、ガソリンでの走行も可能で、EVのように大型のバッテリーを搭載しモーターで走ることもできるプラグインハイブリッド車の需要が高まっていることから、トヨタはEVとプラグインハイブリッド車の両方で150万台の販売目標を達成する方針です。