セブン買収実現に「自信」 カナダのコンビニ大手幹部

AI要約

セブン&アイ・ホールディングスに買収提案を行っているカナダのコンビニ大手アリマンタシォン・クシュタールのCOOが資金調達と経営統合に自信を示し、セブン&アイ側の建設的な関与を期待している。

セブン&アイ側は提示金額が低いとして買収提案に賛同できない旨を伝え、今後の対応が焦点となる状況。

アリマンタシォン・クシュタールのCOOは買収提案を両社の成長と顧客サービス向上の機会と位置付け、強調している。

 【ニューヨーク共同】セブン&アイ・ホールディングスに買収提案しているカナダのコンビニ大手アリマンタシォン・クシュタールのアレックス・ミラー最高執行責任者(COO)は5日、「資金調達と経営統合の完了に自信がある」と発言した。セブン&アイ側に提案への建設的な関与を期待しているとも述べた。

 買収提案に対しては、セブン&アイが提示金額が低水準などの理由から「賛同できない」とする書簡を送ることが5日に判明している。アリマンタシォンが提示金額の引き上げの可否を含め、どのような対応を取るかが今後の焦点となる。

 ミラー氏は、買収提案は「両社が成長し、顧客サービスを強化する絶好の機会だ」と強調した。