《北海道ニセコバブルの光と影》介護事業所が人手不足で閉所へ 飲食店の賃金上昇に対抗したくても「給料を上げられない」の悲鳴

AI要約

北海道・ニセコの“バブル”が注目を集めている。冬のスキーシーズンを中心に世界中から観光客が集まり、飲食業界では高額な価格設定が行われる一方、介護事業所の経営が厳しくなっている。

人手不足により、北海道倶知安町の介護事業所が廃業するなど、業界全体に影響が及んでいる。牛丼チェーン店の時給が介護業界を上回る状況にあり、介護サービスの制約も経営を難しくしている。

地域の発展に伴い、介護保険サービスの仕組みが業界にマッチせず、介護事業所の経営が難しくなっている。倶知安町社会福祉協議会の斎藤氏は、利用者にも影響が出ていることを指摘している。