ホイールからシートまで! クルマを10kg以上軽くする軽量化テクニック~カスタムHOW TO~

AI要約

自動車の軽量化は重要であり、軽量化することで様々なメリットが得られる。

軽量なスポーツホイールやドライバッテリーの導入など、手軽にできる軽量化方法がある。

軽量化によって加速、ブレーキ性能が向上し、燃費も良くなる。

ホイールからシートまで! クルマを10kg以上軽くする軽量化テクニック~カスタムHOW TO~

軽量化はもっとも効果的なチューニング。クルマが軽くなれば加速が良くなり、ブレーキも効くようになる。コーナリングの限界も高まる。そして、燃費も良くなる。

そこで自動車メーカーでも涙ぐましい努力をしている。さまざまな部分が鉄からアルミになったり、無駄な部分とカットしたりと少しでも軽くする努力がされている。さらにユーザー側でできる軽量化を施せば、さまざまな場面でメリットが得られる。そんな手軽にできる軽量化をピックアップ。

ほとんどのクルマにアルミホイールが標準装備されているが、純正ホイールは様々な場面を想定した設計と高い安全率から決して軽くはない。そこで軽量なスポーツホイールにすることで軽量化が可能になる。

さらにサスペンションのスプリングよりも路面に近いいわゆるバネ下重量と呼ばれる部分なので、軽量化の効果が大きい。バネ下重量が軽くなると、サスペンションは上下に動きやすく路面に追従しやすい。またホイールが回転するときの慣性も減るので、加速しやすく減速しやすくなる。

気をつけたいのはいくらスポーツホイールとはいえ、インチアップするとさすがに純正ホイールより重くなってしまうことがある。できれば純正ホイールと同じサイズが望ましい。また標準設定で17インチと18インチの設定があるような場合は、小さいインチ径のホイールをチョイスするのも手。

純正バッテリーは中に電解水が入っていて重い。対するドライバッテリーと呼ばれるものは、内部のシートに電解水に当たるものが含ませてあったりと軽く作られている。最近ではリチウムイオンやリン酸鉄などいくつかの種類があり、いずれも軽量に作られている。こういったバッテリーを導入するのも手のひとつ。

目安としてはノーマルバッテリーが15kgのところ5kgくらい。普通車で約10kgの軽量化が可能になる。ドライバッテリーは価格も高く、10万円近くすることが多いが今や10kgの軽量化になるコストと考えるとかなりお安い方といえる。