【独自】ディズニーで“転売ヤー”80人割り込みか…子ども動員しウソも「罪悪感全くなかった」ダッフィーの限定グッズ狙いか
ディズニーグッズの転売ヤー集団が問題になっていること。集団が横入りして入園し、パーク内でも問題行為を繰り返す様子。フリマサイトには転売商品が多数並んでいる。ディズニーファンの怒りや運営会社のコメントも紹介。
開門前から多くの人が集まり、人気キャラクターのダッフィー新作グッズが販売されていたこと。転売ヤーは組織化されており、レジャーシートで場所取りを行った後、横入りを試みた。パーク内でも問題行為を繰り返し、フリマサイトには転売商品が多数登場。
ディズニーファンが転売行為に対する憤りを表明。商品が本当に欲しい人に手に渡らないことや、商品が適正価格で販売されないことに不快感を示す。オリエンタルランドは他のゲストに迷惑をかける行為に対応していく方針。
ディズニーの新グッズに群がった転売ヤーとみられる人々。
その数、驚きの80人?カメラはこの集団の悪質な横入りを捉えていました。
動画を撮影した女性:
横入りすることに罪悪感を抱いている感じは全くなかった。
動画が撮影されたのは8月29日のことです。
この日、ディズニーのグッズが販売されるとあって、開門前から多くの人が集まっていたといいます。
この前日から、人気キャラクター「ダッフィー」の新作グッズが期間限定で販売されていました。
動画を撮影した女性が列に並んだのは、開門4時間ほど前の午前4時半。
この時点で、ゲートの前には、すでに10メートルほどの行列ができていました。
しかし、列の前のほうには人がおらず、レジャーシートなどで場所取りがされてあったといいます。
午前7時を過ぎると、そこに転売ヤーとみられる問題の集団が現れ、横入り。
その数は80人ほどに及んでいました。
ディズニーリゾートのルールでは、レジャーシートでの場所取りは原則、当人が座っていなければNG。
動画には、横入りした転売ヤーとみられる女性が、キャストと言い争う様子が収められていました。
グループの中には、幼い子供の姿もありました。
撮影者によると、この集団は組織化されていたといいます。
動画を撮影した女性:
この人はあっちの席に行ってもらって、この人は向こうに行ってくださいと、来た人たちを空いてるシートに座らせ始めた。何度もキャストが「この場所にいたか?」と説明していたが、(転売ヤーは)「はい、この場所にいた」とずっと言い張る。
問題の集団はうそをつきとおし、入園したといいます。
さらに、動画の撮影者はパーク内のグッズ売り場でも、この集団とみられる人々を目にしたといいます。
動画を撮影した女性:
ひとり1点しか買えないはずなのに、人気キャラクターの商品だけをかごにたくさん入れているのを店内で目撃した。どうしても、すれ違ったときに、じろっとにらんだようになってしまう。やっぱり嫌な気分になる。
ディズニーの人気グッズ目当ての転売行為。
フリマサイトには、ダッフィーの秋限定グッズがずらりと並んでいました。
中には、定価の2倍近い値段がつけられているものもありました。
ディズニーファンは、“転売ヤー”の悪質行為に「さっきもボンボヤージュ(グッズショップ)で、風船をバンバン持っていく女の人がいた。雑に扱われている感じがして、やめてあげて!」「ダッフィーもかわいそう」「(ダッフィーの)横顔や目の配置が違うから、お気に入りを探してくる。もっとかわいがってくれる子のもとへ行ってほしい」「正直(転売は)やめてほしい。本当に欲しい人にちゃんとした値段で行き渡らないのがすごく嫌」など、憤りをあらわにします。
「イット!」の取材に東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドは、「他のゲストに迷惑になる行為については、都度対応してまいります」とコメントしています。