ゴールドマン、年次人事査定で業績不振者ら数百人削減へ=関係筋

AI要約

ゴールドマン・サックス、業績不振者ら数百人を削減へ

業績不振者らの人員削減は、コロナ禍後の再開

昨年には全体の1─5%の職を失う。2年に複数回の人員削減を実施

ゴールドマン、年次人事査定で業績不振者ら数百人削減へ=関係筋

Manya Saini

[30日 ロイター] - 米金融大手ゴールドマン・サックスは、年次人事査定の一環として業績不振者ら数百人を削減する計画だと、事情に詳しいある関係者が30日、ロイターに明らかにした。

個人の業績を理由とした人員削減は、コロナ禍により2年間停止していたが、2022年に復活した。

ゴールドマンの広報担当者はロイターに対し「当社の年次人事査定は標準的で慣例的なものであり、特筆すべきことはない」と述べた。

昨年の人事査定では、全体の1─5%が職を失ったとされている。

ゴールドマンの世界全体の従業員数は第2・四半期末時点で4万4300人。ディールメーキングが悪化し、高金利の長期化がマクロ経済見通しの重荷となったため、23年には複数回の人員削減を実施した。