名古屋パルコが24年秋のリニューアル、3000㎡を刷新 ポケモンセンターを導入

AI要約

名古屋パルコは今秋、27店舗・3000㎡の大幅リニューアルを実施する。新たにポケモンセンターや人気ブランドの出店を予定しており、東海エリア最大のエンタテインメント空間を目指す。

名古屋パルコは35周年を迎え、売上を伸ばすために多彩な取り組みを行っている。渋谷や心斎橋のパルコとの競争も激化している。

今回のリニューアルにより、名古屋パルコはさらなる飛躍を目指し、地域のエンターテイメント拠点として地位を確立することが期待される。

名古屋パルコが24年秋のリニューアル、3000㎡を刷新 ポケモンセンターを導入

名古屋パルコは今秋、27店舗・3000㎡の大幅リニューアルを実施する。東館2階の全面960㎡に「ポケモンセンター」を導入するほか、「スナイデル ホーム」「ダズリン」「アマイル(AMAIL)」といった人気ブランドに加え、yutoriが3ブランドを新たに出店する。

今年で開業35周年を迎える名古屋パルコは、名古屋最大の商業エリアである栄地区に位置し、4万㎡というパルコ最大の営業面積を持つ。長らく旗艦店としてパルコ最大の売上高を誇ってきたが、23年度にはインバウンド需要を取り込んだ渋谷パルコに抜かれていた。大幅な店舗の入れ替えでテコ入れを図る。

名古屋パルコの24年3~5月期の売上高は前年同期比20.3%造の83億8300万円。大幅に伸びているものの、インバウンド需要を取り込んだ渋谷パルコが同41.7%増の109億1600万円、心斎橋パルコが同47.6%増の83億9200万円とさらに伸びていた。

「アマイル」「アシーム(ACYM)」は、いずれもCONFODが運営するD2Cブランド。「アマイル」は23年秋にルミネ新宿に初のリアル店舗をオープンしていた。

yutoriは「ブレスユー(BLESSU)」「ヤンガーソング」「センチメーター」を新たに出店。すでにオープンしている「パム(PAMM)」「エイチティーエイチ(HTH)」を含めると5店舗体制になる。

「ポケモンセンターナゴヤ」は隣接する松坂屋名古屋店本館5階からの移転オープン。同店舗は9月8日で営業終了し、名古屋パルコのオープン日は未定(今秋中)となっている。

今回のリニューアルで東海エリア最大のエンタテインメント空間を目指し、特設サイト「PARCOエンタPARK」もオープンする。