ブリヂストン、ランボルギーニの新型「テメラリオ」に「ポテンザ スポーツ」納入 「ポテンザ レース」「ブリザック」もオプション設定

AI要約

ブリヂストンは、ランボルギーニの新型スーパースポーツカー「Temerario」に新車装着用プレミアムタイヤを納入。

TemerarioはV型8気筒ツインターボエンジンと3つの電気モーターを搭載し、920CVの出力を持つHPEVモデル。

ブリヂストンはPOTENZA SPORTを納入し、高性能タイヤの開発において環境負荷を減らしつつ市場投入を実現。

ブリヂストン、ランボルギーニの新型「テメラリオ」に「ポテンザ スポーツ」納入 「ポテンザ レース」「ブリザック」もオプション設定

 ブリヂストンは8月19日、単独タイヤサプライヤーとしてランボルギーニの新型スーパースポーツカー「Temerario(テメラリオ)」にランフラットテクノロジー採用の新車装着用プレミアムタイヤ「POTENZA SPORT」(ポテンザ スポーツ)を納入したと発表した。

 テメラリオは米カリフォルニア州で開催したモントレーカーウィークで公開されたモデル。V型8気筒ツインターボエンジンと3つの電気モーターを組み合わせ、合計出力920CVを発生。「レヴェルト」に続いてランボルギーニが展開するHPEV(ハイパフォーマンスEV)のラインアップに加わるモデルとなる。

 そのテメラリオに納入したPOTENZA SPORTは専用設計され、ドライ・ウェット両路面でのハンドリング性能および高速走行時のコントロール性能を発揮し、スポーツ性能を向上させることによって車両性能を最大限に引き出す。

 また、オプションタイヤとして専用設計されたランフラットテクノロジー非採用のPOTENZA SPORT、サーキット走行用の「POTENZA RACE」(ポテンザ レース)、冬用タイヤの「BLIZZAK LM005」(ブリザック エルエムゼロゼロファイブ)も納入したという。

 なお、今回納入したPOTENZA SPORTの開発では、ブリヂストン独自のシミュレーション技術によりデジタル環境でタイヤを開発・テスト。開発時の原材料使用量やCO2排出量を削減しつつ、市場への迅速な投入を実現したという。

 これまでブリヂストンは、ランボルギーニから技術力と品質が認められ、「ウラカン ステラート」や「レヴェルト」への新車装着用タイヤを提供するとともに、2023年からはグローバルでのオフィシャルテクニカルパートナーに認定されている。