新世代の折りたたみAIスマホ「Galaxy Z Fold6」レビュー! 強い魅力で一度使うと手放せない

AI要約

Galaxy Z Fold6は7.6インチのメインディスプレイを搭載し、6.3インチのサブディスプレイも操作可能。高精細な有機ELを採用し、Sペンにも対応。

デザインがシャープになり、グリップ感が良くなり、スリムなスマホとして片手操作がスムーズにできる。重さもiPhone 15 Pro Maxに近い。

特定の角度でヒンジが固定されるため、安心して動画視聴が可能。ただし、テーブルに置く際には注意が必要。

新世代の折りたたみAIスマホ「Galaxy Z Fold6」レビュー! 強い魅力で一度使うと手放せない

サムスンのGalaxyシリーズに独自の生成AIソリューション「Galaxy AI」を載せた、折りたたみスマートフォンの最新モデル「Galaxy Z Fold6」が発売されました。ここでは、折りたたみスマートフォンの進化をリードしてきたGalaxyによる最新モデルの魅力を、Galaxy AIの最新機能を中心にレポートしていきます。

Galaxy Z Fold6は、本体を横に開くと7.6インチのメインディスプレイが広がる折りたたみスマートフォンです。本体を閉じた状態でも、オールスクリーンデザインの6.3インチ・サブディスプレイ(カバーディスプレイ)による操作が可能。両方のディスプレイには高精細な有機ELを採用しており、別売りのSペンによるテキストやイラストの手書きにも対応します。

前機種のGalaxy Z Fold5に比べると、四隅のラウンド(角の丸み)がなくなってシャープなデザインになっています。グリップ感がとても良く、ディスプレイに映像が広々と表示されます。

もうひとつZ Fold5に比べると、閉じた状態でメインディスプレイ側がほぼピタリと重なり合い、よりすき間が目立たなくなりました。ヒンジ側と厚みのバランスに偏りがなく、閉じた状態で約幅68.1mmになる「横幅がスリムなスマホ」は、片手だけの画面操作もスムーズにできます。

閉じた状態での本体の厚さは約12.1mm(開いた状態は約5.6mm)で、質量は約239g。参考までに、iPhone 15 Pro Maxの221gと比べても大きく変わりません。カメラとして構える際にも本体の重さを感じることなく、軽快に写真やビデオを撮れます。

メインディスプレイを開くときには、決まった角度でヒンジがピタリと固定されるので、たとえばノートPCのように途中まで開いた状態で動画を視聴しても、途中でゆるゆるっと画面が傾くことがないのも安心です。ただ、本体をテーブルに置いたままサブディスプレイをタッチ操作すると、カメラユニットの張り出しがテーブルに接触するためガタつきます。本体カメラ側をなるべくフラットにするけど重量が増してしまうケースを装着するか、スリムで軽い本体の優位性を楽しむべきか悩ましいところです。