日経平均は続伸で寄り付く、3万7000円台 米株高と円安で

AI要約

日経平均は前営業日比578円29銭高の3万7304円93銭で続伸。米国株式市場の好調やドル/円の円安基調に支えられて上昇し、主力株も堅調。半導体関連やソフトバンクグループなどが特に好調だった。

東証株価指数(TOPIX)も2%超高で2660ポイント近辺。全業種が値上がりし、銀行や石油・石炭製品、保険などが特に上昇率上位にランクインしている。

市場全体としては明るい雰囲気で取引が進んでおり、投資家の間での楽観的なムードが広がっている。

日経平均は続伸で寄り付く、3万7000円台 米株高と円安で

Mayu Sakoda

[東京 16日 ロイター] -

寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比578円29銭高の3万7304円93銭と、続伸してスタートした。前日の米国株式市場でナスダック総合が大幅に続伸した流れを引き継いだほか、ドル/円の円安基調を好感した。その後、900円超高まで上値を伸ばしている。

主力株はトヨタ自動車が2%超高、ソニーグループが2%超高。半導体関連は東京エレクトロン、アドバンテストが4─6%超高、指数寄与度の高いファーストリテイリングは約3%高。ソフトバンクグループは4%超高、リクルートHLDGが2%超高となっている。

東証株価指数(TOPIX)は2%超高の2660ポイント近辺。東証33業種では全業種が値上がり、銀行、石油・石炭製品、保険、非鉄金属、証券、非鉄金属などが値上がり率上位となっている。