「ディオール」が“カプチュール トータル”から純粋レチノール配合の夜用美容液を発売

AI要約

「ディオール」が美容医療から着想を得た夜用美容液を発売する。純粋レチノールやヒアルロン酸などを配合し、肌の滑らかさと透明感を促す。

新製品は肌質を向上させるために美容医療を取り入れたもので、レーザー医療並みの効果が期待できる。ロンゴザ発酵エキスも配合されており、幹細胞の接着力を高める。

純粋レチノールの効果を保つための独自のパッケージも開発され、製品の安定性を確保している。

「ディオール」が“カプチュール トータル”から純粋レチノール配合の夜用美容液を発売

「ディオール(DIOR)」は9月20日、美容医療から着想を得た夜用美容液“カプチュール トータル レチショット”(20mL、1万5620円)を発売する。シリーズ共通のロンゴザ発酵エキスや次世代ヒアルロン酸に加え、純粋レチノールを配合し、毛穴やざらつきのない滑らかでくすみのない均一な肌をかなえる。

「ディオール」によると、肌質は見た目の年齢に影響を与える。近年は肌質を向上する対応策として美容医療が注目されているが、皮剥けや赤み、高コストなどの懸念点もある。そこで、純粋レチノールを配合し、レーザー医療並みの効果が期待できる夜用美容液を開発した。コラーゲンの生成を促進し、表皮の細胞再生スピードを上げながら、滑らかな肌に導く。また、シリーズ共通のロンゴザ発酵エキスが毛穴の目立ちやニキビ、赤み、シミ、傷跡、ざらつき、くすみなどの肌悩みを根源からケアする。幹細胞の接着力を高め、コラーゲンの劣化を防ぐことで、より質の高い肌に整える。

純粋レチノールは効果に即効性がある一方で、光と温度に対する安定性が低く分解されやすいため、光と空気を遮断する独自のパッケージを開発した。パッケージ内を3つの小部屋で仕切ることで高い機密性を維持し、商品を使い切るまでレチノールの効果を保つ。

“カプチュール トータル”は1986年に誕生した、「ディオール」のエイジングケアシリーズ。「毎日のスキンケア」と「ターゲット別エキスパート」の2カテゴリーに区分でき、化粧水や美容液、クリームなどをラインアップする。2024年1月に発売したヒアルロン酸補充部分用美容液“ヒアルショット”(15mL、1万2980円)は、同ブランドのスキンケア史上、最速で最高売上高を達成した。