ＡＩパソコン、4─6月出荷の全パソコンの14％占める＝調査会社
AI要約
調査会社カナリスによると、人工知能（ＡＩ）の利用に適したパソコンは４─６月期に出荷された全パソコンの１４％を占めた。
ＡＩパソコン市場は米アップルが主導し、ＡＩ向けの性能が需要再燃につながっている。
パソコンメーカーや半導体メーカーは、ＡＩタスク処理に特化したニューラル・プロセッシング・ユニット（ＮＰＵ）が搭載されたＡＩパソコンに高い期待を寄せている。
[１３日 ロイター] - 調査会社カナリスによると、人工知能（ＡＩ）の利用に適したパソコンは４─６月期に出荷された全パソコンの１４％を占めた。ＡＩパソコン市場は米アップルが主導。ＡＩ向けの性能が需要再燃につながっているという。
パソコンメーカーや半導体メーカーは、クラウドを経由せずにシステム上で直接ＡＩタスクを処理できるＡＩパソコンに高い期待を寄せている。ＡＩパソコンにはＡＩタスク処理に特化したニューラル・プロセッシング・ユニット（ＮＰＵ）が搭載されている。
カナリスのリポートによれば、アップルはＡＩパソコン市場の約６０％を占める。
カナリスのアナリストは「強力な基礎が築かれたことで、ＡＩパソコンの出荷は今年後半、一段と弾みがつきそうだ」と指摘した。
