日本のクレーンゲーム、ここまで進化していた…申真衣社長に聞く、「図鑑MOVE」×「GiGO」の「異例のコラボ」の真意

AI要約

『講談社の動く図鑑 MOVE』のキャンペーン「ズッカーン!夏フェア」で話題のGiGOとのコラボクレーンゲームについて。

株式会社GENDAの社長である申真衣さんのインタビューから、エンタメ領域のM&Aを成長戦略とする姿勢や、子供たちへの喜びと学びを提供する意図が明らかに。

イベントの特徴やクレーンゲームの難易度設定、景品の魅力、そして教育的・親子での楽しみ方について詳細に説明。

日本のクレーンゲーム、ここまで進化していた…申真衣社長に聞く、「図鑑MOVE」×「GiGO」の「異例のコラボ」の真意

『講談社の動く図鑑 MOVE』のキャンペーン「ズッカーン!夏フェア」(2024年7月16日~10月16日)で、「GiGO」とコラボしたクレーンゲームが話題に。

そこで今回、エンターテイメント領域のM&Aを成長戦略とし、GiGO等のアミューズメント施設を展開する株式会社GENDAの社長であり、モデルとしても活躍されている申真衣さんに、コラボの裏側や、エンタメに感じる可能性など、詳しくお話を伺いました。

――『講談社の動く図鑑 MOVE』のキャンペーン「ズッカーン!夏フェア」(2024年7月16日~10月16日)で、「GiGO」とコラボしたクレーンゲームが話題です。

偶然ですが我が家にも『MOVE』があるので、お話をいただいた時はご縁を感じました。子どもたちは特に「恐竜」が好きで、私も一緒に読んだりしています。今回は、多くのお子さんが書店に足を運び、図鑑や本の魅力を知ってもらうことが目的だと聞き、お力になれたらと思い参画しました。

――全国10カ所の対象書店で『MOVE』を1冊購入すると特別仕様のクレーンゲームで1回遊べる仕組みですが、どのような仕様なのでしょうか。

クレーンゲームの難易度を「最もやさしい」設定にしています。ほとんどのお子さんがクレーンゲームで遊んだことがあると思いますが、景品は簡単に取れるものではありません。普段はなかなか取れないものが取れたらすごく嬉しいだろうし、成功体験は自信を与えてくれます。

もちろん、最もやさしい設定でも必ず取れるとは限りません。ただ、「あれを取りたい」と狙いを定めて自分で操作する行動そのものが一つの体験。自分の子どもたちを見ていても、子どもって新しいことを学んだ時に一度聞いただけで理解することは少ないと思うんです。それよりも、いろいろな角度から情報を取り入れることで、ある瞬間にパーンとシナプスが繋がって理解する。

ブックファースト 阪急西宮ガーデンズ店

『MOVE』に動画が付いているように、今は映像や音声を使ったマルチメディア教育が一般化しています。体験の幅を広げ、多角的に情報を伝えることで興味や理解が深まるので、学んでほしいことをいろいろな手法で届けることは大切だと思います。

――景品の『MOVE』オリジナルバスボールは中からリアルな生物のマスコットが出てくるんですよね。

何が出てくるかわからないことも子どもの無限な想像力をかきたてますよね。図鑑を購入してクレーンゲームを楽しみ、獲得したバスボールから何が出てくるのかワクワクしながら帰る。そして、家では出てきたマスコットを図鑑で調べたりして新たな学びを得ていく。一日を通しての体験や驚きの連続が新たな発見や好奇心につながっていけばいいなと思います。