板硝子、業績予想を下方修正 欧州建築用ガラスで販売不振

AI要約

日本板硝子は欧州建築用ガラス事業の販売不振を受け、業績予想を下方修正した。

2025年3月期の売上高は前年比0.9%増の8400億円で据え置かれたが、営業利益は16.3%減の300億円に修正された。

通期予想では円高を見込み革新的な施策を実施することが計画されている。

板硝子、業績予想を下方修正 欧州建築用ガラスで販売不振

Shinichi Uchida

[東京 8日 ロイター] - 日本板硝子は8日、欧州建築用ガラス事業の販売不振などを受け、業績予想を下方修正すると発表した。2025年3月期(国際会計基準)は売上高は前年比0.9%増の8400億円で据え置いたが、営業利益は同16.3%減の300億円(従来370億円)、純損益はトントン(同40億円)に修正した。配当は従来通り無配予想とする。

通期予想では主要通貨について引き続き24年3月期より円高を見込んでいるという。グループ全体でさらなるコスト削減や利益改善に向けてあらゆる施策を実施するとしている。