京急、純利益85%増 24年4~6月期、ゴルフ場事業譲渡による税効果も

AI要約

京浜急行電鉄は2024年4-6月期に増収増益であり、純利益は前年同期比85.3%増の68億9500万円になった。

売上高は17.4%増の728億6100万円であり、営業利益は58.2%増の87億9000万円だった。

交通事業の営業利益は昨秋の運賃改定の効果で2倍の48億7200万円になり、羽田空港2駅の輸送人員も好調で第3ターミナル駅は16.6%増加した。

京急、純利益85%増 24年4~6月期、ゴルフ場事業譲渡による税効果も

 京浜急行電鉄(横浜市西区)が6日発表した2024年4~6月期連結決算は、増収増益だった。ゴルフ場を運営する「長野京急カントリークラブ事業」の譲渡決議に伴う約20億円の税効果もあり、純利益は前年同期比85・3%増の68億9500万円となった。

 売上高は17・4%増の728億6千万円、営業利益は58・2%増の87億900万円だった。

 交通事業の営業利益は昨秋実施した運賃改定の効果で、約2倍の48億7200万円。定期・定期外ともに利用者が回復した。羽田空港2駅の輸送人員も好調で、特に第3ターミナル駅はインバウンド(訪日客)を中心に16・6%増加した。