日系3社、中国での新車販売減 7月、値下げ競争が激化

AI要約

日系自動車大手3社の中国市場における7月の新車販売台数は、トヨタが6.1%減の14万3400台、ホンダが41.4%減の5万2567台、日産が20.8%減の4万7102台という結果だった。

トヨタとホンダは6カ月連続のマイナス成績であり、日産は4カ月連続の減少を記録している。値下げ競争の激化が販売不振の要因とされている。

中国市場では、新エネルギー車へのシフトが進み、日系各社のエンジン車中心の販売が難しい状況が続いている。

 【上海共同】日系自動車大手3社の中国市場における7月の新車販売台数が6日、出そろった。トヨタ自動車は前年同月比6.1%減の14万3400台だった。ホンダは41.4%減の5万2567台、日産自動車は20.8%減の4万7102台と2桁の減少となった。

 トヨタとホンダのマイナスは6カ月連続で、日産は4カ月連続で減少した。トヨタの広報担当者は「中国メーカーを中心に値下げ競争が激しさを増している」と販売が振るわなかった要因を説明した。

 中国市場では、電気自動車(EV)など「新エネルギー車」へのシフトが急速に進み、エンジン車が中心の日系各社の苦戦が続いている。