タタ『パンチ』、34か月で40万台を販売…インドSUV最速

AI要約

タタ・モーターズは小型SUVのタタ『パンチ』が発売から34か月で40万台の販売を達成したことを発表。

パンチは高い全高と運転姿勢、SUVとしての能力が評価され、SUVカテゴリーに導入されたモデル。

また、パンチ.evを含む派生モデルも市場に投入され、EV普及に貢献している。

タタ『パンチ』、34か月で40万台を販売…インドSUV最速

タタ・モーターズは8月2日、小型SUVのタタ『パンチ』が発売から34か月で40万台の販売を達成した、と発表した。インドSUVで最速という。

2021年10月に発売されたパンチは、インドのサブコンパクトSUVカテゴリーに導入されたモデル。高い全高と高い地上高、そして堂々とした運転姿勢を特徴とし、多様なインドの路面をスムーズに走行できることが評価されている。

タタ・パンチは、前輪駆動SUVとして初めてサンダクプ峰の頂上に到達するなど、SUVとしての能力を証明してきた。また、発売前にはGNCAPの5つ星評価を受け、成人乗員保護の最高得点を獲得している。

2022年8月には、発売から10か月で10万台の販売を達成し、業界の新たなベンチマークを設定した。その後、9か月で20万台、さらに7か月で30万台の販売を達成し、今回の40万台突破に至った。

2023年には、ツインシリンダー技術を搭載した『パンチiCNG』が市場に投入され、2024年1月には『パンチ.ev』が発売された。パンチ.evは、タタ.evのEVアーキテクチャ「acti.ev」を採用し、長距離走行、優れた性能、最新技術を兼ね備えている。

パンチ.evは、1万3000台の販売を最速で達成し、既存のパンチブランドが強い市場でさらに成長を続けている。また、従来は内燃機関モデルが主流だった市場でのEV普及にも貢献している。

コンパクトSUVセグメントで17.7%の市場シェアを持つパンチは、全セグメントで最高の売上を記録している。2024年度の販売は前年同期比で27%増加し、2024年1月から6月までの間、最も売れたSUVとなっている。全体の販売では、ガソリン車が53%、CNG車が33%、EV車が14%を占めている。