【ローラン・フェリエ】の新作ウオッチは2つの特殊機構を有する「クラシック・ムーン」

AI要約

スイスブランド【ローラン・フェリエ(LAURENT FERRIER)】が、新作「クラシック・ムーン」を発表。アニュアルカレンダーとムーンフェイズに手巻きムーブメントを搭載した18Kレッドゴールドケースとステンレススチールケースの2型が登場。

ブランドアイコンである「クラシック」コレクションには2つの新作が加わり、モデルには自社開発のアニュアルカレンダーやムーンフェイズが搭載されている。2010年のGPHG受賞モデルのデザインが採用され、繊細な曲線や人間工学を考慮したデザインが特徴。

40mm径のケースや精密な文字盤、手作業で作られたムーンフェイズディスクなど、細部にこだわりを持つ「クラシック・ムーン」は、洗練されたデザインと高いクラフツマンシップが光るモデルとなっている。

【ローラン・フェリエ】の新作ウオッチは2つの特殊機構を有する「クラシック・ムーン」

ハイレベルなウオッチメイキングと現代的なデザイン性の融合を得意とするスイスブランド【ローラン・フェリエ(LAURENT FERRIER)】が最新作を発表。アニュアルカレンダーとムーンフェイズに加え、新開発の手巻きムーブメントを搭載した「クラシック・ムーン」18Kレッドゴールドケースとステンレススチールケースの2型が発表された。

今回、ローラン・フェリエは、ブランドのアイコンとなる「クラシック」コレクションに2つの新作を追加した。18K/7505Nレッドゴールド製ケースにサテン仕上げを施したシルバー文字盤を備えるモデルと、ステンレススチール製ケースにオパーリン仕上げのグレーブルーの文字盤を備えるモデルが用意され、どちらにも自社開発のアニュアルカレンダーと複雑機構のムーンフェイズを搭載。創業年の2010年にGPHG(ジュネーブ時計グランプリ)のベストメンズウオッチに輝いたモデルのデザインが採用されている。

繊細な曲線を描くラグを備える40mm径のケースは、緩やかに湾曲したベゼルやボール型のリューズなど、ローラン・フェリエならではのこだわりを随所に反映。人間工学を考慮した滑らかな装着感も、この時計の隠れた魅力の一つとなる。精巧に作り込まれた文字盤にも見どころが多く、細身のローマ数字とバトン型マーカーを採用し、その周囲にはクラシックなフォントで31日分の日付を示すレールウェイミニッツトラックをデザインした。12時の下には面取りされた2つの窓があり、左側で曜日、右側で月を表示。時針と分針は槍を模した細身のアセガイ型となり、レトロ感ある表情にシャープな印象を与えている。

6時位置のスモールセコンドの中央には、月相を表示するダークブルーのムーンディスクを配置。このディスクは熟練の職人によって丁寧に製作されたもので、アベンチュリンガラスに月と星の形を彫り込んだ後、手作業で細部に白いペイントが施される。月と星には、さらにスーパールミノヴァが塗布され、高温で焼成した後、スーパールミノヴァで月のクレーター模様をペイント。最後に透明感のあるペトロールブルーのエナメルで覆い、ステンドグラスのような美しい仕上がりを作り上げている。わずかなサイズのパーツながら、ブランドの美意識とクラフツマンシップが宿った秀逸なディテールといえるだろう。このムーンフェイズの調整は、8時位置と9時位置の間に配置された2つ目のコレクターで行う。また、自社開発のアニュアルカレンダーは、各月の31日の有無を認識し、それに応じて翌月の1日に自動的に日付を修正。手動での調整は、2月の日数の違いに対応するため、年に一度、3月1日にのみとなる。曜日の調整はケースの10時位置にあるコレクターの調整ピンで行い、その他の設定はすべてボール型のリューズが担う。