激変! BMW『X5』次期型はドアハンドルがない、小さなグリルが光る、さらに…

AI要約

BMWはX5次期型の最終デザインを予想。プロポーションは維持しつつ、フロントやリアなどディティールが大幅に改良される見込み。

1999年から続くX5の歴史。第4世代を経て、次は世代交代。今回のモデルでさらなる進化が期待される。

予想CGでは長いボンネットや大きなリアオーバーハングを維持しつつ、フロントには新しいLEDデイタイムランニングライトを採用。サイドには伝統的なドアハンドルの代わりに縁付きプレートが設置される。

激変! BMW『X5』次期型はドアハンドルがない、小さなグリルが光る、さらに…

BMWは現在、主力ミッドサイズ・クロスオーバーSUV『X5』次期型を開発中だが、その最終デザインを予想プレビューしよう。見慣れたプロポーションに新んなったディティールが散りばめられる。

X5の歴史は1999年に遡る。「E53」という型式名の第1世代が導入された。このモデルはブランド初の量産クロスオーバーでもあった。現在は2019年にデビューした第4世代が組み立てラインを流れており、昨2023年にはフェイスリフトが行なわれている。そしていよいよ世代交代となるわけだ。

KOLESA RUから提供された予想CGは、直近のスパイショットをもとに制作されている。次期型では長いボンネット、長いホイールベース、そしてかなり巨大なリアオーバーハングを備えた、見慣れたプロポーションを維持するはずだ。

いっぽうディテールには大幅な改造が加わる。フロントエンドは次世代「ヴィジョン・ノイエ・クラッセ」デザインを採用。太い2本のLEDデイタイムランニングライトを配置したスリムでワイドなグリルを装備、その中心には、縦基調でコンパクトな光るキドニーグリルがある。

側面で印象的なのは、伝統的なドアハンドルがないことだ。その代わりに、BピラーとCピラーのベースから伸びる2つの縁付きプレートがあり、フォード『マスタング・マッハE』ふうの処理となる。

後部は『ヴィジョン・ノイエ・クラッセX』コンセプト同様のデザインが期待されている。つまりスリムなワイドLEDテールライトが一対あり、その間には半透明のブランドロゴが配置されそうだ。またX5としては初めて、ナンバープレートがトランクリッド直下のリアバンパーに設置される。

X5次期型は、ノイエ・クラッセアーキテクチャに基づき構築され、従来の内燃エンジンとフル電気駆動の両方のバージョンが提供され、2026年秋にもデビューが期待されている。