イギリス女性閣僚のスタイルで占う ミレニアム世代がリードする“明るい”新政権とは

AI要約

イギリスで新政権が誕生し、女性閣僚の起用や華やかなファッションが話題となった。

初の女性起用のキャビネットメンバーたちのスタイルやカラフルな衣装に注目が集まっている。

各女性閣僚の個性豊かなファッションセンスと、新しい政権のスタイルが浮かび上がる。

イギリス女性閣僚のスタイルで占う ミレニアム世代がリードする“明るい”新政権とは

イギリスは総選挙結果を受けた7月4日(現地時間)、労働党のキア・スターマー(Keir Starmer)新党首による新たな政権が発足した。組閣人事では、アンジェラ・レイナー(Angela Rayner)副首相や女性初起用となるレイチェル・リーヴス(Rachel Reeves)財務相を選出した他、閣僚25人中11人の過去最多となる女性起用を発表。また、ビジネススーツ姿が伝統的だった新政権初日の閣僚陣の集まりでは、ターコイズブルーや鮮やかな赤、フューシャピンクなど、自己表現する華やかなスタイルが大きな話題となった。ここでは、14年ぶりの政権奪還を果たしたスターマー党首のメンバーとなった女性閣僚3人とファーストレディーのヴィクトリア夫人(Victoria Starmer)に注目し、彼女たちのファッションスタイルをチェックする。

アンジェラ・レイナー副首相

イギリス政権のナンバー2であるアンジェラ・レイナー副首相兼レベリングアップ・住宅・コミュニティー相は、ジンジャーヘアと色鮮やかなファッションで知られる。政権初日は、労働党の女性たちの御用達ブランドともいわれるイギリスの「ミーアンドエム(ME+EM)」のターコイズグリーンのパンツスーツで颯爽とした姿を見せた。6日土曜日に開催された異例の初閣議でも「ミーアンドエム」をセレクトし、オレンジ色のドレスで出席。

レイチェル・リーヴス財務相

レイチェル・リーヴス財務相は、シックなボルドー色のセットアップで現れた。清潔感のあるボブヘアに、政治家らしいジャケット&パンツのスタイルを好む彼女だが、ネイビーやダークグリーン、パープルといった明るい色を選ぶのが、リーヴス流。この日はめずらしく、襟なしのジッパーフロントのジャケットのセットアップで登場した。

ルイーズ・ヘイ運輸相

ソフトピンクやストロベリーブロンド、ブラッドレッドなど鮮やかなヘアカラーが一際目出つのは、ルイーズ・ヘイ(Louise Haigh)運輸相だ。新たなポジションに就いた彼女もこの日、フューシャピンクのヘアカラーに合わせるように、ブラウスとパンプスも同じ色を選び、自分のスタイルを貫いた。