修復歴なしと不当表示 ビッグモーターに措置命令
ビッグモーターの事業を引き継いだウィーカーズが中古車の修復歴を隠して販売したことで景品表示法の措置命令を受けた。
実際には修復歴のある中古車を修復歴なしと表示して販売し、消費者庁から優良誤認と指摘を受けた。
ウィーカーズは再発防止に取り組む姿勢を示している。
修復歴があるにもかかわらず修復歴なしと表示して中古車を販売していたとし、ビッグモーターの事業を引き継いだウィーカーズに景品表示法の措置命令が出されました。
消費者庁によりますと、ビッグモーターはウェブサイトでおととし9月3日から去年11月7日まで30台の中古車を修復歴なしとして、これまで一度も車体の骨格部分に損傷がないような表示をして販売していましたが、実際には車体の骨格部分に損傷が生じたことのある中古車でした。
消費者庁は優良誤認にあたるとし、ビッグモーターの事業を引き継いだウィーカーズに対して再発防止などを命じました。
ウィーカーズは「再発防止に全社を挙げて取り組んで参ります」とコメントしています。