米大手銀行の半数でリスク管理に不備、米通貨監督庁が把握-関係者

AI要約

米通貨監督庁(OCC)は、大手銀行の半数で潜在的リスクの把握に不備があると判断した。

OCCの評価によると、11行の大手銀行でオペレーショナルリスクの管理が不十分または弱いとされた。

米国の規制当局がリスク管理に懸念を持つ大手銀行に関する情報が明らかになった。

(ブルームバーグ): 米通貨監督庁(OCC)は監督する大手銀行の半数で、サイバー攻撃から従業員の不祥事に至る幅広い潜在的リスクの把握において不備があると判断した。事情に詳しい複数の関係者が非公開の情報であることを理由に、匿名で明らかにした。

OCCによる部外秘の評価によると、大手銀行22行のうち11行でオペレーショナルリスクの管理が「不十分」もしくは「弱い」とされた。

原題:Secret Bank Ratings Show US Regulator’s Concern on Handling Risk(抜粋)

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