海上自衛隊の新たな「電子の眼」 国産哨戒機P-1をベースに新型「電子作戦機」開発がスタート【自衛隊新戦力図鑑】

AI要約

今年2024年3月、防衛省が「電子作戦機」のイメージイラストを公開した。機体はP-1をベースにしており、特徴的なコブのような半球形の張り出し(レドーム)が確認できる。

電子作戦機は敵の脅威圏外から電波情報と画像情報を収集し、敵の監視・探知・妨害を行い、味方を支援する役割を担う。電波情報の収集以外にも画像情報の収集も重要である。

防衛省・自衛隊は中国軍に対して「非対称の優位」を取るため、電磁波領域の戦いを重視しており、電子作戦機の活用はその一環である。

海上自衛隊の新たな「電子の眼」 国産哨戒機P-1をベースに新型「電子作戦機」開発がスタート【自衛隊新戦力図鑑】