“女性用下着店の男性”に戸惑う女性客たちの本音 「カップルを見たらそっと店を出る」「商品にベタベタ触られて試着を断念」

AI要約

女性用下着店や販売フロアで男性客がいることによる女性客の警戒や戸惑いについて、実際の経験からのエピソードが語られている。

女性たちは女性用下着店でのカップルの行動や男性客の存在について、微妙な気持ちや不安を感じることが多いようだ。

男性客が女性用下着店で下着選びをする姿によって、女性たちの購入意欲が失われることもあり、男性の行動が気になるという意見もある。

“女性用下着店の男性”に戸惑う女性客たちの本音 「カップルを見たらそっと店を出る」「商品にベタベタ触られて試着を断念」

 女性用の下着店や販売フロアに一人でも男性がいたら、事情がわからないだけに女性客は警戒するもの。それがカップルだとしても抵抗がある女性も少なくないようだ。女性用下着店で男性客に遭遇し、戸惑いを感じた女性たちがその胸中を明かす。

 金融機関勤務の30代女性・Aさんは、女性用下着店でたびたび遭遇するカップルについて「不思議には思う」と語る。

「カップルで下着を選んでいる人たちが結構いるんですよね。ユニクロやしまむら、ドン・キホーテ、イトーヨーカドーみたいな量販店なら、オープンな空間なのであまり気にならないんですが、女性下着専門店のような基本的に女性客しかいない環境では、男性の存在が目立つし、レーシーなものも売っているので、ちょっと微妙な気持ちにはなります」

 そういうカップルを見かけると、Aさんはそっとその店を出るのだという。

「カップルや夫婦の女性から見れば、その男性は“ほぼ身内”あるいは“身内”でも、私にとっては単に知らない男性なので、気持ちはよくない」と漏らす。

「悪意はないでしょうし、仲良く彼女や奥さんの下着を選んでいるのかなとは思うので、文句を言うほどでもないのですが、男性側はよく来られるなあと不思議には思います」(Aさん)

 不動産会社勤務20代女性・Bさんは、「男性の行動が気になる」と話す。

「最初は何とも思っていなかったのですが、一緒にいる女性に向かって『これはどう?』なんて言いながらいろんな下着をベタベタと触っているところを見てしまいました。その下着は私が試着しようと思っていたものだったんですが、なんとなく気分が悪くなり、購入意欲がなくなりました」

 一度そういう気分を味わってから、男性客を見かけると、その行動が気になって仕方がなくなってきたというBさん。「自分でも自分の感情が不思議」だという。

「例えば、量販店で母親が父親や息子の下着を買うなんていうことは当たり前だし、気にならないのに、考えてみれば父親が私に下着を買うことはありません。女性向けの下着専門店に男性がいると妙に気になってしまうのは私だけなのでしょうか。私が意識しすぎなのでしょうか?」(Bさん)