プロの仕事を止めない信頼性とAF性能に注力した「EOS R1」/趣味層に向けて重要な役割を担う「EOS R5 Mark II」

AI要約

キヤノンは7月17日(水)、フルサイズミラーレスカメラ「EOS R1」および「EOS R5 Mark II」を発表した。

EOS R1は、EOS Rシリーズとして初めて型番にフラッグシップを示す「1」を冠する製品。EOS R5 Mark IIは4年ぶりのモデルチェンジとなる。

同時発表の同世代機として共通の性能は多い。フラッグシップとミドルハイクラスの新製品として、AF/AEや連写などスチルカメラとしての基礎性能を堅実に強化した形となった。

両機とも新開発の裏面照射積層CMOSセンサーと映像エンジン「DIGIC Accelerator」を搭載したことで、AF速度の高速化やローリングシャッター歪みの低減などを図っている。またメカシャッター時最高約12コマ/秒の連続撮影性能も共通。

AFについては被写体の捕捉・認識性能を向上させており、被写体に対する「掴み」(食いつき)や追尾を強化。特定のアクションをしている被写体を認識する「アクション優先」のAFトラッキングに加え、特定人物の登録をもとにした優先度の設定が可能になった。

また静止画撮影時の測光ブロックは6,144分割まで細分化しており、AWBの精度とシーン認識性能が向上している。

プロの仕事を止めない信頼性とAF性能に注力した「EOS R1」/趣味層に向けて重要な役割を担う「EOS R5 Mark II」