日経平均、一時1,000円超の大幅下落…971.34円安の「40,126.35円」で取引を終了【7月18日の国内株式市場概況】

AI要約

2024年7月18日の日経平均株価や主要銘柄の動向、業種別騰落ランキング、個別株式の騰落率ランキングなどをまとめました。

日経平均株価は前日比971.34円安の40,126.35円で取引終了。半導体関連株の下落や為替相場の影響で輸出関連株が売られた。

寄与度上位の銘柄にKDDI、キッコーマンなどがあり、逆に寄与度下位の銘柄には東京エレクトロンやソフトバンクグループなどが挙げられる。

日経平均、一時1,000円超の大幅下落…971.34円安の「40,126.35円」で取引を終了【7月18日の国内株式市場概況】

2024年7月18日(木)の日経平均株価をはじめ、日経平均寄与度の上位と下位銘柄、業種別騰落ランキング、東証プライム市場に上場している個別株式の騰落率ランキングなどをお伝えします。

7月18日の日経平均株価は、前日比971.34円安の40,126.35円で取引を終えました。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが64銘柄、値下がりが160銘柄、変わらずが1銘柄。

前日から半導体関連株が下落していることに加えて、トランプ前大統領の「ドル高是正」ともとれる発言から「円高・ドル安」が進むとの懸念で為替相場では一時155円台前半まで円高が進行。輸出関連株を中心に売られました。

日経平均株価の寄与度下位は、東京エレクトロン〈8035〉、ソフトバンクグループ〈9984〉、アドバンテスト〈6857〉、ファーストリテイリング〈9983〉、TDK〈6762〉となり日経平均を押し下げた一方、寄与度上位は、KDDI〈9433〉、キッコーマン〈2801〉、ニトリ〈9843〉、アサヒグループHD〈2502〉、味の素〈2802〉となりました。

また、東証プライム市場の売買高は17億6,400万株、売買代金は4兆6,658.33億円となり、前日と比べて増加。

業種別では、食料品、電気・ガス業、水産・農林業、パルプ・紙、鉱業などが上昇した一方、精密機器、機械、電気機器、輸送用機器械、非鉄金属などが下落しました。

東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位がアンビスホールディングス〈7071〉で+172円(+7.55%)の2,450円、2位がタキロンシーアイ〈4215〉で+59円(+7.32%)の865円、3位がサイゼリヤ〈7581〉で+380円(+6.60%)の6,140円となりました。

一方、値下がり下位は、1位がヤマシンフィルタ〈6240〉で-54円(-9.93%)の490円、2位が恵和〈4251〉で-177円(-9.88%)の1,615円、3位が山一電機〈6941〉で-335円(-9.80%)の3,085円で取引を終えました。

なお、年初来高値を更新したのは82銘柄、年初来安値を更新したのは6銘柄でした。