ZIPAIR、累計200万人到達 旅客便就航3年8カ月で

AI要約

ZIPAIRは日本航空の100%出資によるLCCで、累計搭乗者数が200万人に到達した。

新型コロナウイルスの影響で貨物専用便として運航をスタートし、成田空港を拠点とする。

現在は9路線の国際線を運航中で、冬ダイヤでは3路線が発売中。

ZIPAIR、累計200万人到達 旅客便就航3年8カ月で

 ZIPAIR(ジップエア、TZP/ZG)は7月7日に、累計搭乗者数が200万人に到達した。旅客便の就航から3年8カ月での到達となった。

 同社は日本航空(JAL/JL、9201)が100%出資する中長距離LCCで、成田空港が拠点。2020年6月3日にバンコク(スワンナプーム)線を開設したが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響によりボーイング787-8型機(2クラス290席)に貨物のみ搭載する貨物専用便としてスタートした。

 2路線目のソウル(仁川)線も同年9月12日に貨物専用便で開設し、翌月10月16日のソウル行きZG41便が最初の旅客便となったものの、乗客は2人だった。節目となる10万人には、就航から約1年9カ月後の2022年7月20日に到達した。就航から2年11カ月後の2023年9月には100万人を達成し、今回の200万人までの100万人を約10カ月で積み上げた。

 現在の路線は9路線で、いずれもは国際線のみ。10月27日に始まる冬ダイヤは現在のところロサンゼルス、バンコク、シンガポールの3路線のみ発売中で、残りのソウル(仁川)、マニラ、ホノルル、サンフランシスコ、サンノゼ、バンクーバーの6路線は後日発売する見通し。